「ピクサー流 想像する力」を読んで

「ピクサー流 想像する力」を読んで
   

今回は、「ピクサー流 創造するちからという本を読みました。
文字数が多かったので、何日にも分けてちょっとづつ読んだのですが、とても面白かったです。
個人的に参考にしたいと思っていることがたくさん書かれていました。
ここ最近で読んだ本の中で1番です。是非、何かを作っている人に読んでほしいと思いました。

「ピクサー流 想像する力」を読んで – メモ


序章

社員の自己表現を尊重しているので、自分の仕事場を好きに飾ることが許されている。
ピクサーが特別足らしめているもの、それは「問題は必ず起こる」と思って仕事をしていることだ。
私が目指しているのは、社員が最高の仕事ができるようにすることだ。そのためには環境作り、それを維持し、それを妨げるものに目を光られることだ。
マネージャーは、手綱を引き締めるのではなく、緩めなければいけないと思う。リスクを常に受け入れ、部下を信頼し、彼らが仕事をしやすいように障害物を取り除く。
リーダーは、自分のやり方がまちがっていたり、不完全であるかもしれないという現実を受け入れる。知らないことがあることを認めて初めて、人は学ぶことができるのだ。

はじまり

クリエイティブな発想において、役職や上下関係は無意味だ
マネージャーは優れたアイデアを持っているだけではダメだ。そのアイデアを取り入れる人達の支持を得られなければいけない。

ピクサーらしさ

物語が一番偉い
映画をつくるために駆使したコンピューター技術ではなく、ストーリーに誇りを持っている。

プロセスを信じよ
さまざまな要素が絡むクリエイティブな作業には、必ず困難がやってくるが、「プロセス」に従って進めば切り抜けられると信じていい。アーティストには「遊び」を、監督には権限を与え、社員の問題解決能力を信頼する会社である。

いいアイデアを2流のチームに任さたら台無しにされる。2流のアイデアを優秀なチームに与えたらそれを修正するか、捨ててももっといいものを作ってくる。
優秀な人材が必要なのはもちろんなのだが、重要なのは人同士の相互作用だ。適材適所に人員を配置することだ。
あらゆる想像的試みの決めてになるのは、人ーその仕事のやり方、才能、価値観
長期的な視点を持ち、命がけで卓越さを追求しようとするスタッフをとめ、守るのはマネジメントの仕事だ。会社が社員を気遣い、健康的な習慣をサポートする必要がある。全社員の仕事と私生活の両立を認識し、支援する柔軟性をつねに持つように徹底している。

新しいものを守る

ピクサーの創造的プロセスにとって、「率直さ」ほど重要なモノはない。つくり始めは目の当てられない駄作だからだ。
悪いところ、抜けているところ、意味のなさないところを指摘するのがグットノート(良い指摘)だ。
本音で語り合える環境こそ、いいものをつくる唯一の方法

リーダーが自らの失敗や失敗の果たした役割について話すことができれば、社員は安心する。問題についてオープンにすることが、そこから学ぶことの第一歩になる。
失敗する可能性のあることに取り組むのが、本当に創造的な企業なのだ。

独創性のあるアイデアは、最初、不格好で確立されていない。この脆い状態の時に、ヒメられた可能性を見抜けない人々、進化するまでに待てない批判的な人々に見せれば潰されてしまう。
効率化や増産が究極の目的にとって代わり、それを社員が正しいと思い込めば会社が破綻する。製作工程の改善や、安く作成することは重要であり努力するべきことだが、最終目標ではない。目標はあくまでも「よい作品」を作ることだ。

人はうまくいくとわかっていることにしがみつきだがる。効果的な物語、やり方、戦略。上手くいけばそれをやり続ける。そして成功するにつれて実績ができるため、「変わること」に対して抵抗感を抱くようになる。
偶発性は避けられないことばかりでなく、人生の醍醐味である。不安なとき、人は確実性や安定性を求めるが、どちらも見かけほどの安全を保証しない。恐れるのではなく、それをありのまま受け止め、プラスになるように持っていく。
ダメなポイントを細かく書き出してみることです。ほどんどが、2、3の根本的な問題に集約されることがわかります。
変化を嫌う人が本当に恐れているものはなんだろう。ストレスもあるが、方向転換は意思の弱さの表れ、自分を見失ったと認めるのと同じだと考える人は多い。
問題の大小がいつも最初からわかっているとは限らない。小さな問題かもしれないが、その小さいことがパランスを崩してしまう場合もある。権限を与えて、社員全員が自分の直面した大小の問題に対処したほうがいい

スティーブは、自分は社員に絶対に「スティーブならどうするか」と考えてほしくない、言っていた。その考えは後ろ向きである。

構築と持続

人の知覚は、自らのメンタルモデルによって歪められ、目の前にあるものを正しく認識をすることができないこと。
  1. 全員で問題解決
  2. 現地調査でつかむ本物感
  3. 制約の力
  4. テクノロジーとアートの融合
  5. 短編で実験
  6. 観察力を養う
  7. 反省会
  8. 学び続ける
ピクサーでは、最初、誰もが途中の段階で作品を見せ合う、誰もが提案できることを教える。それが理解できると、恥ずかしい気持ちが消え、人はもっと創造性を発揮できるようになる。

一般的に、人は事故分析に抵抗がある。企業も苦手だ。
  • 学んだ教訓を集約する
  • 水平展開をする
  • わだかまりを残さない
  • 反省会の「予定」が反省を促す
  • 次に繋げる

メンタルモデルは人それぞれでいい。重要なのは、新しいものを作ることを恐れないためのフレームワークを1人1人が努力をして築くことだ。頭のなかのメンタルモデルは、恐怖心に襲われ、空元気を出す我々に勇気を与えてくれる。

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