プロゲーマー梅原大吾の本「勝ち続ける意志力」の内容が素晴らしかった。

私が今年読んだ中で一番良かった本です。新書なのでとても読みやすいので本が苦手な方でも大丈夫だと思います。この本を読む前は、名前程度しか知らなかったのですが、ある分野で世界一になるだけあって考え方がとても素晴らしいと感じました。私も今日から色々実践できるところをやっていきます。

詳しくは本を読んで欲しいのですが、私が感じたことを以下に書きます。

努力

この本の主題は「継続して努力」をすること。 努力の仕方、考え方に対して、自分も真似をしていかなければいけない部分が多いと感じました。 例えば、

自分で考えることを放棄して「本」「教科書」をそのまま参考にして勉強などをしている人が多いのではないかと思います。 そのまま鵜呑みにするのではなく、どうしたらそうなるのかを自分で自答することで、自分の力になるのではないかと思います。

王道

便利な技や相手の弱点を突くことで勝負自体に勝つことはできるかもしれないが、自分自身は何も成長しない。みんなと同じ方法をやっても面白くないし、強さにも限界がある。

自分で色々考えて、失敗して、良い方法を探していく。時間はかかるかもしれないが、そうした方が、状況に関係なく強さを発揮できるようになる。

このような正々堂々とした王道を行く強さが梅原さんの人気の一つだと思います。 今はインターネットを使えばほとんど全て調べることができるのですが、表面だけの知識を武装するだけでは、不安が大きいと思います。それは自分で得た知識でないので、本当に正しいのかどうか自信が持てないからだと思います。

成長するには

何かを学びたいのであれば、丁寧に、慎重に、基本を学ぶべきだ。下手な独自の取り組みをしたり、自由にのびのび練習したりすると、最終的にそこの浅い仕上がりになってしまう。 少なくても2年、3年は基礎を学ぶ必要がある。セオリックなことを学ぶべきだと思う。そうしてベースができたときに、異なるやり方を模索していけばいい。

安易な道はないので、しっかり足元を固めていかないと、結局は自分の力にはならないと思います。

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