今回の本は、アイデアを実際に形にするにはどうすればいいのかを書いた「アイデアの99% 「1%のひらめき」を形にする3つの力」を読んで見て、個人的に大事なこと・実践をしてみたいことをブログに書きました。 とても大切なことが書かれている感じがして、集中力を切らさずに読むことができました。
アイデアが実現されない理由
自分自身の限界。限られた時間のなかで、家族、友人、仕事、睡眠などに気をとられ、ほとんどのアイデアは消えてなくなります。 また、アイデアを追いかけることができても、そこからの常にアウトプットし、管理し続けることは体力的にも精神的にも疲れてしまいます。
アイデアに関しては、最終的には形にしないといけません。クリエイティブな人たちが苦労するのはこの部分です。アイデアを出しているだけの方が楽しい。
整理力
現在のプロジェクトを以下の3つにわけます。 身の回りのことをすべて「プロジェクト」として捉え、それを分解する。
- アクションステップ:プロジェクトを前進させる具体的な個別の作業
- レファレンス : 取り組みに必要な参考資料
- バックバナー:行動に移せないが、将来その可能性のあるもの
アクションステップ
アクションステップがなければ行動は生まれず、結果もでません。アイデアが実現されるかどうかは、みなさんが書き留めて実行した「アクションステップ」にかかっています。 アクションステップを書き留める実際の手順に関しては、自分に一番合うやり方を見つけておこないましょう。 2つのアクションステップを同時に実行することはできません。順番をつけて実行をしましょう。
優先順位
急を要するモノ・重要なものを分ける。
第三の部屋
アイデアの欠点や疑問を表面化させる。時にはアイデアを捨てることも必要。 1人で働くにはこの懐疑心を自分で養わないといけません。
「送り出すこと」は行動する姿勢
「送る」というのは何かを発信すること。 何度も失敗をするということは、繰り返し「送り出している」証拠です。
トカゲ脳
「トカゲ脳」とは、「貧欲で、怖がりで、自分勝手で、嘘つき」な考え方。 何かを「送り出す」前に、このトカゲ脳が「笑いものになるぞ」「トラブルに巻き込まれるぞ」とささやき始める。 恐怖を増幅させ、リスクをとらない言い訳を考え、実行の邪魔をします。
制約
生産性をあげるには何かしらの「制約」が必要です。 資源、技術、時間、お金。制約を認め、それを上手く利用する。
不安を生む作業を減らす
プロジェクトを前進させることもないのに多大な時間を浪費している作業のこと。
こうした行動が重要な場合もまれにありますが、頻繁に行うものではありません。 認められたいという承認欲求は生産性の障害になるのです。
最新のテクノロジーによって、簡単に情報を入手することができるため、いつ何時それをチェックしたいと思ってしまうのです。
仲間力
孤高の天才や生まれ持った才能だけではアイデアを実現するのは難しいです。 他者が関わることで、アイデアに新しい側面が生まれ、生産性が上がり、諦めずに実行をすることができます。
仲間の力を借りることに抵抗を持つ人は少なくありません。 他者の意見を聞くことで、自分の創造性が傷がつくと感じるからでしょう。
フィードバックを活用する
フィードバックは、良いアイデアならさらに磨きをかけ、悪いアイデアを葬り去ります。 フィードバックの共有を促すのは「透明性」です。 アイデアや考えがあっても、それがどのようなものであるかを知らないとアドバイスできません。
自分のアイデアを広く公開すれば、あたなに関心を持つ人達が増えます。あなたに関心のある人は、あなたの進歩に役立つ意見を持っているはずです。
自己宣伝
アイデアを次々と形にする人は、例外なく、自己マーケティングやブランディングに力を注いでいます。 「売り込み」というと、「ウソっぽい」イメージがありますが、偽りのなく自分を表現してはじめて、人が訪れ、尊敬してくれるようになります。
例 - ブログ ツィッター
進行中のプロジェクト、興味をもった記事、思いついたアイデア、自分の強みの分野について、などを率直に公開することが、周囲を引き込むことに繋がります。周囲の人があなたの長所や夢がどこからきているかを理解すれば、あなたの努力や決意を尊敬することにもなります。
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