前回、NendSDKを無事プロジェクトに追加できるようになりましたので、実際にアイコン広告を実装していきます。 ほぼSDKに付属しているマニュアル通りなのですが、参考にできる部分があれば幸いです。
アイコン広告専用のUIViewControllerを作成する
まずは、Icon広告で利用するUIViewControllerクラスを作成します。 この部分は、マニュアル通りなので、コードについては割愛させていただきます。
AppControllerに追加する
先ほど作成した、UIViewControllerクラスをAppControllerに追加をします。 これに関しては、RootViewControllerと同じように追加をしました。
AppController.h
[c]
@class RootViewController; @class IconAdViewController;
@interface AppController : NSObject
@property(nonatomic,retain)RootViewController *viewController;
[/c]
AppController.mm
[c]
- (BOOL)application:(UIApplication )application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary )launchOptions {
/** iconad
**/
//アイコン広告を追加
iconController = [[IconAdViewController alloc] init];
[viewController.view addSubview:iconController.view];
[/c]
これで、画面上にアイコン広告が表示されるでしょう。
広告の表示・非表示を調整する
常に広告が出ている場合は必要ないのですが、画面ごとに広告の表示・非表示を調整する必要が出てきたとします。 その際には、マニュアルにも書かれている通り、関数「pause」 関数「resume」を使います。
UIViewControllerクラスに書きコードを付け加えます。
[c]
-(void)viewWillAppear:(BOOL)animated{
[iconLoader pause];
}
-(void)viewWillDisappear:(BOOL)animated{
[iconLoader resume];
}
[/c]
これだけでは、アイコン広告は消えません。 AppControllerクラス内で、UIViewControllerを隠すメソッドを作成します。
[c]
-(void)hideIconAdView{
iconController.view.hidden = YES;
}
-(void)showIconAdView{
iconController.view.hidden = NO;
}
[/c]
後は、このメソッドを必要な場所から呼び出してあげれば、アイコン広告を制御できます。 こんな感じで使います。
[c]
AppController appController = (AppController )[[UIApplication sharedApplication] delegate]; [appController hideIconAdView];
[/c]
アイコンの数を増やす・場所を調整する
後は、アイコンの配置です。 これに関しては、アプリのデザインの関係もあるかと思いますが、簡単に場所の指定などができます。
アイコンの数を増やす
最大で4個までアイコンを増やすことができます。 これに関しては、NADIconViewを必要な数用意してあげれば良いだけです。
[c]
NADIconView *iconView1 = [[NADIconView alloc] initWithFrame:CGRectMake(0, 0, 75, 75)];
NADIconView *iconView2 = [[NADIconView alloc] initWithFrame:CGRectMake(100, 0, 75, 75)];
NADIconView *iconView3 = [[NADIconView alloc] initWithFrame:CGRectMake(200, 0, 75, 75)];
[self.view addSubview:iconView1];
[self.view addSubview:iconView2];
[self.view addSubview:iconView3];
[iconLoader addIconView:iconView1];
[iconLoader addIconView:iconView2];
[iconLoader addIconView:iconView3];
[/c]
アイコンの場所を指定する
アイコンの場所に関しては、NADIconViewクラスを初期化する際に設定ができます。 第1引数が、横の場所(position) 第2引数が、縦の場所(position)
[例] [c] //ccp(100,100)の場合 NADIconView *iconView1 = [[NADIconView alloc] initWithFrame:CGRectMake(100, 100, 75, 75)];
[/c]
テキストの色を指定する
アイコン広告のテキストは何もしなければ黒色です。 変更する場合は、setTextColorメソッドを利用します。
[例]
[c]
//テキストを白色にする場合
[iconView1 setTextColor:[UIColor whiteColor]];
[/c]