Android用のランキングシステム「SCORE BOARD」を導入する

iOSには、GameCenterというランキングなどを他のPlayerと競うシステムがあります。 Androidで同じようにランキングを表示することができるのが、この「SCORE BOARD」です。

導入も非常に簡単です。今回は、cocos2dxのプロジェクトにこの「SCORE BOARD」を実装する方法を紹介します。

準備

「SCORE BOARD」の管理画面上

「SCORE BOARD」の管理画面上から、「アプリ」と「ランキング(ゲームモード)」の2つを作成します。 2つ作成できれば、プロジェクト内で必要な2つのIDが手に入ります。

  • ゲームモードID
  • API KEY

SDK

SDKにあるフレームワークをプロジェクトの[libs]内に追加します。 GameFeatSDK.jarに関しては、別途最新のものを入れたほうがいいでしょう。(注意:ver3.0.0にすると、ランキング内のウォール広告が開かなくなります)

2013-12-7-fdsasd.png

[Javaビルド・パス]で、プロジェクト内で使えるようにする。

2013-12-7-gdfds

[AndroidManifest.xml]で、ネットが利用できる設定をする。 [c]

<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />

[/c]

これで完了です。

実装する

[AndroidManifest.xml]と[Cocos2dActivity.java]に記述が必要です。 ただ、マニュアル通りなので、迷うことはないでしょう。

[AndroidManifest.xml]

「SCORE BOARD」と「SCORE BOARD内にあるGameFeatのウォール広告」の2つを設定しています。 もし、「GameFeatのウォール広告」を利用する場合は、別途記述がいらないとこのまま利用ができます。

2つIDを入れる所がありますので、ここにあなたのIDを入れて下さい。

  • gamefeat_ranking_api_key : 「SCORE BOARD」のAPI_KEY
  • gamefeat_site_id : GamefeatのアプリID

[c]

<meta-data android:name="gamefeat_ranking_api_key" android:value="********************" />

<meta-data android:name="gamefeat_site_id" android:value="****" /> <intent-filter> </intent-filter>

[/c]

[Cocos2dActivity.java]

ここで、「SCORE BOARD」の立ち上げと、「SCORE BOARD」に得点を送る2つのメソッドを実装します。 これをJNIを使って操作します。 これもマニュアル通りです。

SCORE BOARD」の立ち上げ [c]

   private static Cocos2dxActivity me = null;

protected void onCreate(Bundle savedInstanceState){
    super.onCreate(savedInstanceState); 

    me = this;

}


//***には、ゲームモードIDを入れて下さい。
public static void openRanking(){

    GFRankingController.show(me, "***.*******.*****");

}

[/c]

「SCORE BOARD」に得点を送る [c]

public static void postHighScore(String score){

    //***には、ゲームモードIDを入れて下さい。
    String[] gameIds = {"***.*******.****"};
    String[] scores = {score};
    GFRankingController appController = GFRankingController.getIncetance(me);
    appController.sendScore(gameIds, scores);

}

[/c]

これで完了です。 openRanking()を呼び出せば、ランキングの画面が開きます。

次の新作にこのランキングを導入しています。よろしくお願いいたします。

2013-12-7-fdsadas