これまで、私個人全然利用してなかったのですが、「マクロ」という機能を使えば、色々と便利になります。 今回は、cocos2dxのマクロについてブログに書いていきたいと思います。
マクロとは
一度定義をしておけば、色々な所で利用できる定数みたいなモノです。 cocos2dx自体に、既にたくさんの便利なマクロ関数が定義されています。
[c]
//ccp(x,y)がマクロで定義されています。 CCPoint point = ccp(100,100);
//これと意味は同じです。 CCPoint point = CCPointMake(100,100);
[/c]
マクロを定義する
マクロは自分で定義することができます。 よく使う変数や、関数があれば、一度登録してしまえば簡単に利用できます。
こんな形で定義をします。 [c]
define マクロ名(引数) 変数or関数
[/c]
例えば、int型の変数を定義する際には以下のようになります。
[c]
//定義
define hogehogeInt 10
//実際に利用 sprite->setTag(hogehogeInt);
[/c]
例えば、CCPoint型の変数を定義する際には以下のようになります。
[c]
//定義
define POSITION_1 (CCPointMake(120,300))
//実際に利用 CCPoint point = PAN_POSITION_1;
[/c]
マクロの利点
変数が多くなると、一度変更をしようとした時にコードがややこしくなります。 マクロで定義をしておけば、変更も簡単ですし、わかりやすいので、後からコードを見る際にも難しくないです。
もし、これまで利用していないのであれば、一度マクロにチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?