cocos2dxでは、UserDefaultクラスを利用すれば簡単にデータが保存できます。 使い方も非常に簡単です。 今回は、これまで私が利用してきたUserDefaultクラスについて、ブログで紹介をしていきたいと思います。
SaveDataクラス
個人的に作成して、今までのアプリで利用しているのが「SaveData」クラスです。 これを利用すれば簡単にデータの管理ができます。
使い方 - 準備
GitHubから[SaveData.h][SaveData.cpp]をダウンロードします。 Github : albatrus/UserDefault_cocos2dx
これをcocos2dxのプロジェクトに追加します。
利用したい場所で[SaveData.h]をincludeします。 [c]
include "SaveData.h"
[/c]
使い方 - データの保存
データの保存は以下のコードを利用して下さい。 [c] //int型変数を保存 SaveData::saveInt("key","value(int型)");
//String型変数を保存 SaveData::saveString("key","value(String型)");
//bool型変数を保存 SaveData::saveBool("key","value(book型)");
[/c]
使い方 - データの読み込み
データを読み込む際には以下のコードを利用して下さい。 指定した[key]に対応するセーブデータが呼び出されます。 [c] //int型 int hogehoge = SaveData::loadInt("key");
//__String型 std::string string = SaveData::loadString("key");
//bool型 bool isSaveData = SaveData::loadBool("key");
[/c]
注意点は、loadStringでは[std::string]型が読み込まれることです。
最後に
UserDefaultクラスはとても便利な反面、利用方法には注意が必要です。 連続して利用するとアプリのメモリー使用量が上がり、動作が遅くなります。 例えば、for文やupdata()などで利用する際には気をつけて下さい。
[SaveData]クラスは、自己流のコードです。 もし、UserDefaultに関して良い方法、またコードが間違っているなどありましたら、ぜひ連絡をいただけると嬉しいです。