【個人事業主】初めて「青色申告」をした時の感想

先月に初めて「青色申告」をしてきました。 昔、簿記の資格を取るために勉強していたので、仕訳などはそんなに難しくなかったのですが、後で考えてもっとこうしておけば良かったなど色々と思う点が幾つかありました。 今回は、このことをブログに書いていきたいと思います。

主な「青色申告」の流れ

まずは、「青色申告」主な流れを説明します。

青色申告の申請

まずは、「青色申告」の申請を税務署にする必要があります。

青色申告の用紙が送られてくる

これは私の管轄税務署だけかもしれませんが、1月の下旬頃に税務署から封筒が届きます。 この中に、確定申告に必要な書類一式や「税務相談」の日程などの入ったものが送られてきました。 結構量があります。

申告を所定の期間内に行う

申告期間内に、必要な書類を持って税務署・もしくは確定申告を受け付けている行政期間に持っていく。 私が現在住む地域はとても広いので、直接税務署に行かなくても曜日によって、地域の行政機関(元役場)などで受付をしてくれます。 この時期税務署はとても込みます。

また、E-Taxでネット上で申告ができたり、郵送でも受け付けています。

会計ソフトは使ったほうが良い

簿記の知識があっても、「会計ソフト」があったほうが確定申告の書類は圧倒的に簡単に作成できます。 仕訳のデータを打ち込んで、医療費や社会保険料(年金)などの控除をPC上で打ち込むだけです。 「損益計算書」「貸借対照表」などをわざわざ作成しなくていいので間違いがありません。

私は「弥生」を使いました。

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ソフト以外にも「青色申告について」「例に沿った仕訳のやり方」などが記載した分厚い冊子もついて来ました。 これを見れば、だいたいの仕訳は大丈夫でしょう。

ただ、Macで利用できません。この点ご注意ください。

税務署で申告する際の注意点

実際に、税務署に申告に行ってきたことを踏まえての注意点をいくつか。

車で行くのは止めよう

臨時の駐車場はあったのですが、満車でなかなか止められませんでした。 元々税務署の駐車場は狭く、また市街地にあるので、駐車場が全然確保されていない場合があります。 駐輪場は空いてましたので、自転車の方がいいのかもしれません。

申告用紙の控えを持っていく

必ずではありませんが、申告用紙のコピーを持っていったほうがいいでしょう。 これは保管用ではなく、申告用紙を受け付けてもらった際に、受領印をコピーに押してもらえます。これがあれば、融資を受ける際に使えるなど利用価値があるみたいです。

申告相談会

もし、わからない所があれば、税務署で申告相談会をやっているみたいですので、こちらで聞いてみるといいかもしれません。 私の管轄の税務署では、申告する所と相談会場が同じところでした。 職員の方が書き方などを教えているのを傍目から見てました。

時間がかかります

青色申告」だけではなく、医療費の控除をしたい方、年金の控除をしたい方など、確定申告をされるかたはとても多いです。 ですので、私が税務署について時点でかなりの人が並んでました。 時間に余裕をもって行ったほうがいいです。

反省点

申告の書類を作成している時の反省点をいくつか。

クレジットカードに注意

クレジットカードの利用明細をWeb上でのみする場合、過去に遡って確認できる期間があるので、これに注意してください。 私が使っている所は過去6ヶ月分の明細しかみれません。 仕訳作業をする際には、証拠となる書面(明細書、領収書など)が必要なのですが、これを作成することができなくなります。

定期的に仕訳をする

上記の「クレジットカード」のこともあり、量は少なくても定期的(1ヶ月〜2ヶ月単位)で、仕訳作業をしたほうがいいでしょう。 人間なので忘れています場合もあります。後で一気にするのは大変です。

最後に

今回私は、複雑な仕訳がないので簡単にできました。 1000万以上の収入があれば、消費税の申告もしなくてはいけませんし、何かデザイン・プログラミングを外注するといったこともありません。 こういった部分が出てくればもっと大変だったのではないかと思います。

税務署で確認をして、何かあれば電話すると言われたので、何もないことを祈ります。

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