個人的にクリア(クリアするぐらいまで遊んだ)したゲームの何が面白いかを考えるシリーズを始めます。 ここで感じた面白さを自分の作るゲームに取り入れることができれば、楽しいゲームになるのではないかと考えたからです。
ネタバレ等あるかもしれませんので、見る方は注意してください。
放置ゲーム
「放置ゲーム」。 このようなジャンルのゲームがあるのを知ったのは、ほんと最近です。 「脱出ゲーム」とならんで、「収益性が高く」「個人開発者作成ゲーム」が多い分野です。
簡単にどのようなジャンルかといいますと、「時間の経過で色々とできるゲーム」です。
やってみたゲーム
ここ一ヶ月くらい時間をかけてやりました。
とどうふけんのやぼう
有名な「ぐんまのやぼう」の全国版であるこのアプリ。 当然ながら「滋賀」バージョンで遊んでみました。
簡単なゲーム説明
滋賀県の名産を収穫してお金を稼ぎ、それを使って他の都道府県を買収していきます。 日本だけだと思っていましたが、実は「世界」も同じように買収できます。
ゲームの面白さ
このゲームで「時間の経過」に関しては、名産が収穫できるまでに当たります。 ここに時間がかかるので、アプリを起動する回数も増えますし、長く利用してもらうことができます。
面白さ1 - 都道府県と世界の制圧
「全て制圧したい」という気持ちが出てきます。 全部制圧するには、かなりお金が必要になるのですが、序盤(人口の少ない道府県)は少ない金額で制圧できます。 おそらく最初からハードルが高いと諦めてしまう場合があるので、最初はある程度時間をかけずに制圧できる仕組みになっているのでしょう。これでとっかかりを作ることができます。
面白さ2 - レベル上げ
収穫をすればするほど、経験値がたまり、レベルが上がる仕組みになっています。 レベルがあがれば、収穫の速度または収穫時の手に入るお金も増えます。 収穫をすればするほど、ゲームに有利になる仕組みになっています。 この辺りも上手く考えられていると思いました。レベル上げはみんな好きですので。
面白さ3 - カード集め
私はソーシャルゲームを殆ど知らないのですが、おそらくこのシステムを使っているのではないかと思います。 都道府県を制圧するごとに、カードを引ける「チケット」が手に入ります。 これでガチャを引いて、滋賀県にある市町村のカードを集めます。 カードにはレベル分けがされていて、大きい市になるごとに簡単には出ません。
カードを収集するということ以外にも、カードごとに経験値が割り振られていて、レベルが上がる仕組みができています。 多くのカードを引いたほうが早くに世界を制圧できる仕組みになっています。
私個人としては、滋賀県で一番貴重な「大津市」のカードがまだ出ていないのですが、ゲーム後半にはこのカード集めがとても面白かったです。 昔カードダスをしていた自分にとってはとても射幸心を煽られました。 ソーシャルゲームにハマる人の気持ちもわかります。
面白さ4 - トロフィー
これもPS3など他のケームなどでもありますが、ゲーム内で色々なイベント毎にトロフィーがもらえる仕組みがあります。 例えば「都道府県を全て制覇した」「1000個収穫した」などなどあります。 トロフィーをもらえると上記であげた「ガチャのチケット」がもらえます。
私も結構やっていると思ったのですが、半分以上トロフィーがまだ取れていません。 どうすれば取れるのか非常に気になりますね。
面白さ5 - ミニゲーム
時間つぶしができるミニゲームが3つあります。 個人的には「特産品パズル」が面白いです。 これも成績によって「ガチャのチケット」がもらえます。
ゲームを長く遊んでもらうための工夫
ゲームの面白さ以外にも、ゲームを続けてもらう工夫として、1日1回だけゲームを開いた際に「ガチャのチケット」をもらえる仕組みがあります。 これをすることで、アプリの起動する回数を増やしている思われます。
広告
これは個人的な考察ですが、以下の広告が設置されています。
- バナー広告(常に表示)
- ウォール型広告(タイトル画面)
- アイコン広告(タイトル画面、カードを引いた時の画面)
感想
脱出ゲームやパズルが苦手な私なのですが、「放置系ゲーム」とは相性がいいみたいで、めちゃ気になりながら遊んでました。 この先どうなるかが気になる性格なのでしょう。 この部分をゲームで表現できれば、私個人としては楽しんで遊べると感じました。 しかし、よく出来ているアプリです。さすがRucKyGAMESさん。
一つ気になる点は、アプリの容量が重いこと。全ての都道府県のデータがあるので仕方がないことだと思いますが、個人的に気になりました。 最近はネット環境も良くなっているので、あまり気にはなりませんが。