【illustrator】オブジェクトや画像を「エンベロープ」で自由に変形させる

ここ数日、素材作りでillustratorを触っています。 その間、もっと綺麗な画像を作るために本を読んで勉強しているのですが、その中で発見した便利な方法を紹介していきたいと思います。 illustratorは1年近く利用しているのですが、ここにきて知らない機能や便利な機能が出てくるので、とても奥が深いなと感じます。

illustratorのバージョンは、CS5利用しています

エンベロープ

エンベローブ」は画像やオブジェクトなどを自在に曲げたり、特定のパースに画像を適応させたりできます。

2014-10-18-kkko

画像を歪める

まずは「画像を歪めます」。 対象となるオブジェクトを選択して、「エンベローブ」->「メッシュ作成」を押して下さい。

2014-10-18-dasa.png

ここで、メッシュの数を設定します。

2014-10-18-ddds

これでオブジェクトにメッシュが適応されました。

2014-10-18-ddds

後は、このメッシュを「ダイレクト選択ツール」で変形させてあげれば、オブジェクトを歪められます。

2014-10-18-dpppdds

特定のパースに画像・オブジェクトをあわせる

「エンベローブ」のもう一つの機能が、既存のパースに合わせて画像やオブジェクトを適応させることです。

2014-10-18-dasa

方法はとても簡単です。 パースとオブジェクトを選択して「最前線のオブジェクトで作成」を押すだけです。

2014-10-18-ddsxxx

この変形した「エンベローブ」は「拡張」を押すことで、パスの設定ができます。

2014-10-19-ddsas

個別にパスが設定されました。

2014-10-19-ddsas

最後に

以前から「エンベローブ」という名前は聞いたことあったのですが、実際にどのようなものかよく分からずに使っていませんでした。 同じようなことは、今まで「自由変形ツール」を利用して、グリッピングマスクを被せていました。 よく考えると、凄く便利な機能だと思います。勉強になりました。

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