7月2日にロンドン五輪男子サッカーの英国代表が18名発表されました。 1960年以来、実に52年振りのオリンピック参加ということで注目を集めていた英国代表。 当初は、マンチェスターU監督アレックス・ファーガソン監督が指揮をとるとか、オーバーエイジ枠にデイビット・ベッカム選手が入るなど多くの話題が提供されていましたが、 結局の所、イングランドとウェールズの合同チームに落ち着きました。早速メンバーを見てみましょう。
ロンドン五輪 男子サッカー 英国代表
GK ジャック・バトランド(バーミンガム) ジェイソン・スティール(ミドルスブラ)
DF ミカ・リチャーズ(マンチェスターC)オーバーエイジ ライアン・バートランド(チェルシー) スティーヴン・コーカー(トッテナム) グレイグ・ドーソン(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン) ニール・テイラー(スウォンジー・シティ) ジェームス・トムキンス(ウェスト・ハム)
MF ジョー・アレン(スウォンジー・シティ) ライアン・ギグス(マンチェスターU)オーバーエイジ トム・クレバリー(マンチェスターU) ジャック・コーク(サウサンプトン) アーロン・ラムジー(アーセナル) ダニー・ローズ(トッテナム)
FW グレイグ・ベラミー(リヴァプール) スコット・シンクレア(スウォンジー) マーヴィン・ソーデル(ボルトン) ダニエル・スターリッジ(チェルシー)
オーバーエイジ
注目を集めていた23歳以上のオーバーエイジ枠には下記3名が選ばれました。 ライアン・ギグス(マンチェスターU) グレイグ・ベラミー(リヴァプール) ミカ・リチャールズ(マンチェスターC)
注目は何と言っても、レジェンド「ライアン・ギグス」。 もうすぐ40歳になろうかという年齢ながら、昨年、層の厚いマンチェスターUで25試合に出場しています。
ウェールズ代表
今囘はイングランドとウェールズ代表の合同チーム。ウェールズ代表からは5名が選出されています。 ライアン・ギグス(マンチェスターU) グレイグ・ベラミー(リヴァプール) アーロン・ラムジー(アーセナル) ニール・テイラー(スウォンジー・シティ) ジョー・アレン(スウォンジー・シティ)
昨シーズンに大旋風を巻き起こしたウェールズに本拠地を置く「スウォンジー・シティ」から2名選ばれています。 個人的にはアーロン・ラムジーが選ばれているのが嬉しいです。
前回予想の反省
4月の頭に以下のような記事を上げていたのですが、今回発表された18名を見比べると、自分の先見性のなさを伺うことができます。
前回記事 [ロンドン五輪] サッカーイギリス代表のメンバーを考える | albatrus.com
EURO2012で、ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール)やダニー・ウェルベック(マンチェスターU)、フィル・ジョーンズ(マンチェスターU)などが選出されてしまい、ウェールズ期待のガレス・ベイル(トッテナム)もケガのため、今回のロンドン五輪には選出されませんでした。
最後に
日本と同じように、クラブチームの兼ね合いもありベストメンバーを組むことは難しい五輪代表ですが、今回選ばれたメンバーを見てみると、プレミアリーグでしっかり出場している選手が意外と多いことに気が付きました。
特に、FWのスコット・シンクレア(スウォンジー)は38試合出場8ゴールをあげていますし、ダニエル・スターリッジ(チェルシー)はなんと11ゴールも上げています。
日本ではあまり名前を聞かないですが、しっかりとグラブレベルで結果をだしているメンバーが揃っているので、後はどれだけチームとしてまとまっていけるかが鍵になるかと思います。
初戦は、7月26日のセネガル戦です。