Unityで作成したゲームは、Unityの画面上で簡単に見ることができます。
ただ、スマートフォン向けにアプリを開発する場合には、画面の大きさやUI、または処理速度などの関係でPCとは違っている場合が多くあります。 そこで、今回は、Unityで作成をしたアプリケーションを実機でデストをする方法を紹介したいと思います。 方法は2つあります。
Unity Remote 3 を利用する
一番手軽に、実機でゲームがどうなっているのかを確かめるには「Unity Remote3」というアプリを使うのがいいでしょう。(Andoroidの場合は「Unity Remote」)
これを実機にダウンロードをすれば、簡単にテストができます。
【注意】 このアプリを使う際には、Unityを利用しているPCと、同じWI-FI環境内でスマートフォンが利用できる状況が必要となります。
実際の利用方法
「Unity Remote 3」を起動して、PC名をクリックします。
下記画面が出てきたら、Unityの画面で「再生」のボタンを押します。
そうすると、スマートフォンの画面上で、Unityのゲーム画面と同じものを確認できます。
ただ、私のWI-FI環境が悪いのか、画像は凄く悪いです。 操作はできます。
アプリをXcodeに書き出す
続いての方法は、Unityで作成したゲームをXcodeで読み込みができる形式に変更して、Xcode上で起動をする方法です。 これが、実際にアプリをリリースする際の方法だと思います。(今回はiOSの説明をしますが、Andoroidでも形式は同じです)
実際の利用方法
Unityの画面の左上、[File]->[Build Settings]を選びます。
ゲームで利用するSceneを、下記画像の赤枠内に追加をしてください。 Unityの画面下にある「Project」の画面から、ドラッグアンドドロップをすれば追加できます。(番号が0のSceneが、ゲーム開始のSceneになります)
ゲームを書き出す形式を選択します。 今回はiOSにしています。
後はBuildを押せば、Xcodeのプロジェクトに書きだされます。