ゲーム開発日誌part13 Tiledで利用できる「タイルセット」の作成

cocos2dでタイルマップを作成する際に必要な「タイルセット」を作っています。これは、実際のフィールドや洞窟、お城などゲームを構成する重要な部分です。Tiledというアプリを使ってタイルマップを作れば、簡単にcocos2dで利用することができます。

平坦な地形だけでは面白く無いので、山とまではいかないですが、高さのある「崖」みたいなものを作りました。

最初に作ったもの

スクリーンショット 2012 05 13 21 22 09 これが試しに作ってものです。 作ってみて気づいたのですが、縦と横の長さが同じなので少し違和感を感じました。

次につくったもの

先程の違和感を修正するために、縦と横の比率を変えてみました。 こんな感じです。 スクリーンショット 2012 05 13 21 26 28

今日の時点ではこれでいいのではないかと思いますが、少し時間をおいてみて違和感を覚えるなら修正しようと思います。

崖(多段)

Tiledで使うタイルセットは、当然アプリとして格納されますので、その容量はいかに小さくするかを考えないといけません。 例えば、「同じようなものはどこかで再利用できないか」「タイルに重複はないかどうか」を考えます。

次に作った「多段の壁」もその辺を意識して作りました。

2段

スクリーンショット 2012 05 13 21 44 21

3段

スクリーンショット 2012 05 13 21 44 31

大体32*32のタイルが40面くらいで崖を表現できます。

気をつけたところは、影の部分です。 横と後ろの面は明るさを調節して段々と「暗く」なるように調節をして色を配置します。

木と森

まずは一本を「木」を作成します。 スクリーンショット 2012 05 13 21 52 53

これを元に「森」を作成します。 タイルセットには「木」が重なったときに必要となるパーツを作ります。 基本となるパーツができれば、あとはそれを利用して、好きな範囲に木を設置することができます。

今回作成したタイルセット

スクリーンショット 2012 05 13 21 56 11

先程のタイルセットを利用すると、こんな感じで「森」が作れます。 スクリーンショット 2012 05 13 18 14 47

最後に

私が実践している「タイルセット」の作成手順

Tiledはタイルセットを変更すれば、画面上ですぐに修正されるので、細かくタイルセットを保存して確かめます。