「Unity 2017.2」ParticleSystem 新機能紹介

現在の最新バージョン 「Unity 2017.2」では、新しく次のような新機能がParticleSystemに加わりました。 コミケの記事がひとまず落ち着いたこともあり、次のネタ探しにロードマップを見ていた所で気が付きました。 今回は、この新機能についてブログに書いていきたいと思います。

こちらにも詳しく書かれています。 Unity 2017.2がリリースされました! – Unity Blog

Unity 2017.2 」 ParticleSystem 新機能

Auto-Destruct/Disable

まずは、こちらの機能です。 名前の通りParticleSystem上で、Particleの非表示、または削除を設定できるようになりました。 これは普段必要な時にはスクリプト側で処理を行っていたので、とても便利になりました。

設定も簡単で、Mainモジュールに新しく「Stop Action」というパラメータが追加されています。 この選択ポップアップから選ぶだけです。 注意点としては「Loop」設定にしていると当然ながら上手く動きません。

Stopaction

Burst Emission Curve

次は、こちらの機能です。 Emissionモジュールの変更点で、Burstでも、パーティクル放出量にCurveが設定できるようになりました。 こちらはCyclesを設定した時に効果を発揮します。

Burst

Editable Custom Data Module Labels

次は、こちらの機能です。 CustomDataモジュールで一部ラベルの編集ができるようになりました。 次の画像のように修正ができます。

CustomData

Inherit Lifetime for Sub-Emitter particles

次は、SubEmitterの設定で親のParticle生存期間に影響を受けるようになりました。 こちらを設定をすると親のLifeTimeが切れると、SubEmitterのLifeTimeも切れます。

SubEmitter

Linear Drag

最後は、LinerDragです。 こちらの設定は、「Limit Velocity Over Lifetime 」からできるのできます。 「リニア摩擦」と呼ばれるもので、パーティクルのサイズにより摩擦がかかります。

LimitVelocity

その他

Unityエディタ上に「Restart」ボタンが追加されています。

restart

最後に

Unityの今後のロードマップを見ると、ParticleSystemに関しては今後も改修をされていくのがわかります。 特に2018verでは、Shader周りな何か追加されそうかことが書かれていますので、要注目です。 Unity - ロードマップ