今月から、本格的にiOs用のゲーム作るということで、まずは何から始めていけばよいのか考えています。特に初めてゲームを作るので、何を最初にしたらいいのかがわかりません。
最初に、音楽、画像といった素材を作るのか、ゲームのルールを決めるのか、プログラミングでまず何ができるのかを確かめたほうがいいのか。
今回「ルールズ・オブ・プレイ」という本を読んでいるなかで、とても良さそうなゲーム開発の進め方が記載されていたので、これを紹介したいと思います。
「繰り返しのデザイン」という手法です。
繰り返しのデザイン
「繰り返しのデザイン」とは遊びを主な手がかりとするデザインの進め方だ。まずは試作品を作り、それを実際にプレイして感じたことから、デザイン上の決定を下す方法である。(本書P18)
デザインの進め方
1、ゲーム開発の早い段階で、ゲームの試作品を作成する。試作品なので見た目はよくない。キャラクターや背景などは適当なものでかまわない。
2、この試作版を遊んで、評価し、調整する。これを繰り返していくことに徐々に完成度を上げてゲームを作り上げていく。
メリット
最初から、何が面白いのかと開発者側で判断するのは難しい。この方法を使えば、実際に何があれば面白いのかなどが遊びながらわかる。 何回も遊ぶことにより、ゲームバランスをとることができる。例、敵が強すぎるやダンジョンが簡単すぎるなど。
試作と試遊のスケジュールの割合
ゲームの試作版はどんなに遅くても開発スケジュールの20%を消化するまでに作らないといけない。2週間なら2日以内に作成する必要があります。
最後に
私はこれまでゲームを作ったことがないので、まずはゲームを作る技術の勉強をしてきました。
これからはこの「繰り返しのデザイン」を使ってまずは試作品を作って、どうすれば面白いモノが作れるかを考えていきたいと思います。
「ルールズ・オブ・プレイ」にはこのゲームデザイン以外にも、ゲームの基本的な原則やルールについて細かく書いています。約620Pくらい。 これからゲームを作りたいと思われている方は是非読んで見ていただければ、ゲーム作りの参考になると思います。