プログラムにエラーが合った場合や、挙動がおかしくなった場合にその原因を探るためにどうしていますか? 私は、「ログ」を使っています。
大概の原因が、変数の値がおかしくなっている場合が多いですので、それを調べるために利用します。 今回は、この「ログ」の利用方法を簡単に説明します。
前提
まず、ログを確認するためには「debug」モードにしないといけません。 これに関しては、余程のことがない限り大丈夫だと思いますが、ログが出ない場合は確認してください。
[Product]->[scheme]で確認ができます。
CCLOG()を使う
cocos2dxでは、CCLOG()を利用してログを残せます。 [c]
//int型 int i = 0 CCLOG(" int型:%i",i);
//float型 float f = 10.0f; CCLOG("float型:%f",f);
//文字列 const char * string = "String型"; CCLOG("String型 : %s",string);
[/c]
上記の用に、調べたい方によって%の後ろを変えてあげればログに出力ができます。
注意点
例えば、update(ルート)内でログをたくさん利用すると、処理が重たくなり描画が遅くなります。 ですので、必要な場合に利用するのがいいでしょう。
最後に
cocos2dxはC++なので、C言語のログも利用することができます。 [c]
const char * string = "String型"; puts(string);
[/c]
できれば余り使いたくありませんが、何か挙動がおかしい場合は、このログを使って修正をしましょう。