昨日、4月中頃からやり始めた「Horizon Zero Dawn」をクリアしました。 簡単ですが感想などを、ブログにまとめて行きたいと思います。
Horizon Zero Dawn
詳しくはHPを見ていただければと思うのですが、「 Horizon Zero Dawn」はオープンワールドのアクションゲームです。 Horizon Zero Dawn | プレイステーション
PS4の性能をフルに活かしたグラフィックが最大の特徴で、私が持っているPS4Proではさらに映像がキレイに見えます。 直近までSwitchの「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をやっていたのですが、大雑把にみて同じゲームジャンルでした。
買った理由
ゼルダの伝説をやっていたので、オープンワールドゲームがとても面白いと知ったので、PS4でも同じようなゲームがないかと探していたことが1点。 もう一点は、結構周りでの評判が良かったことがあり、ゼルダの伝説の始める前から少し気になっていたタイトルだったからです。
オープンワールド
この作品と「ゼルダの伝説」を遊んで、オープンワールドの定義みたいなものが段々と見えてきました。 メインのクエストはあるが、それを無視して世界の歩き回れる。また、他のクエストを行うことができる。
「Horizon Zero Dawn」でもたくさんのサブクエストや攻略すべきクエスト(山賊狩りや機械炉など)があります。 ただ、メインクエストをある程度クリアしないと、行くことができない部分があり、完全なオープンワールドではありませんでした。 この辺り、私は気にならなかったのですが、もしかすると気になる方もいらっしゃるのかもしれません。
また、「ゼルダの伝説」同様、画面の端は物理的に行けないのではなく、ポップアップで「 この先は行けません」と出ます。
戦いにおける戦略性
オープンワールドゲームの醍醐味は戦いでの戦略性だと思います。 ある程度武器や防具の強さも関係するのですが、よく考えて戦いをしないと行けない点がとても面白いです。
地形
基本中の基本が地形を活かした戦いです。 ある程度の 高低差を持って戦えば、攻撃を受けること無く戦うことができます。 「Horizon Zero Dawn」においても同様で、基本戦術として高低差を考えて戦いました。 それを加味してか、敵側も間接的に攻撃(矢やビームなど)が個体ごとにあり、隠れながら戦うことが必要になります。
敵の部位
「Horizon Zero Dawn」に登場する機械獣は普通に攻撃をしているだけではHPが中々削れません。 個体ごとに持つ 弱点を上手く狙うと大きなダメージを与えることができます。 また、機械獣は複数の部位から構成されており、それを破壊することで能力を削ることもできます。 ただ、敵に攻撃に当てるのではなく、しっかりと狙わないと敵が倒せないのです。
武器の特質
「Horizon Zero Dawn」は「 弓矢」が主戦武器です。 ただ、物語を進めていくと色々な効果の持った武器が手に入ります。 これを上手く活かすことで戦いが楽になります。
私がよく使っていたのが、ロープの罠を張れる「 トラップキャスター」です。 これを敵が通りそうな所に予め設置をしておけば大ダメージを与えることができます。 先程述べたように、中々敵にダメージを与えることが難しいのですが、これを使えば効率的にHPを削ることができました。
また属性を持った弓矢もあり、「穢れ」を敵に与える「 戦弓」も便利でした。 後半になると全ての敵を相手にするのが面倒くさいので、これを使って同士討ちをさせると楽でした(ただし同士討ちでは経験値が手に入らないので要注意)。
機械獣
この世界には様々な機械獣がいます。 ゲームを始めたころは、無機質な体と音が、とても怖かったのですが、洗礼されたデザインで美しいと感じました。 初回限定盤では、「Horizon Zero Dawn」のアートワークが見れるとのことで、詳しく見てみたいなと思いました。
種類は多くないのですが、どの機械も元素材の特徴を活かしたデザインです。
ストーリー
世界が崩壊した後の出来事という物語で有りがちなストーリー設定です。 主に、何が原因で「世界が崩壊」したのかを追っていくのがメインストーリーで、内容はとても難しい気がしました。 日本のゲームと世界のゲームの違いなのかもしれませんし、対象としている年齢が違うのかもしれません。
メインストーリーで多くの謎は解明されるのですが、クリアをしても疑問に残っている点があり、またEDの最後で続編が出るのではないかと予期された表現がありました。 もしかすると、この残った謎は続編で解決をされるのではないでしょうか?
キャラクター
これが遊び始めて際に抵抗があったことなのですが、当初はキャラクターに慣れませんでした。 リアルなキャラクターゲームで遊んだ経験が無いこともあるのですが、凄い違和感がありました。この辺は洋ゲームな感じです。
後、非常に精巧にキャラクターは出来ているのですが、メインキャラとそれ以外ではAssetの作りが違うので、他のキャラがロボットみたいに感じてしまったのが残念な感じがします。 主人公は表情豊かなのですが、差異が目立った結果なのかなと思います。 このあたりは、どちらに合わせるにせよ統一感を持たせないと世界観が崩れてしまうのではないでしょうか。 「Horizon Zero Dawn」に関しては、世界はとても綺麗でリアルに寄せてきています。機械獣も非現実ではあるかもしれませんが、マテリアルの質感などとても現実に近い感じがしました。
操作性
PS4で前にやった「GRAVITY DAZE」もそうだったのですが、操作が難しいので、慣れるまではとても大変でした。 特に弓を引く操作が大変で、狙った所に狙ったタイミングで打つのに苦労しました。 また、武器も4種類、矢の種類も複数あり、補充をしないといけないなど、このあたりを乗り越えるまで凄いストレスになりそうです。 オープンワールドゲームは自由度が特徴だと思うのですが、その自由度を再現する操作面が複雑になりがちです。難しい問題ですが、解決して欲しいですね。
その他
機械獣以外との戦闘
山賊や流れ者、敵の兵士など機械獣以外と戦いが多いです。 しかも、接近戦や重装備など、機械を相手にするよりも大変な場合があります。
また味方になって一緒に戦ってくれる時もあります。(結構簡単に死んでしまうのですが) その為機械獣以外にも警戒をしながら散策をしないといけません。
また、動物(イノシシ、キツネ、ネズミ、魚)など野生動物も攻撃ができます。 貴重な資源が手に入る時があるので、序盤はこちらも狩った方がよいでしょう。
スキル
主人公はレベルに応じて様々なスキルを覚えることができるのですが、スキルを覚えなくても遊ぶことはできます。 私も、スキルは1/3ぐらいしか覚えませんでした。
ただ「 精神統一」と呼ばれる、狙いをつける際に時間を遅く出来るスキルは非常に便利でした。とても狙いやすかった。
資源
「矢」を補充するためには、その「矢」にあった資源が必要です。 これをストックしておかないと、いざという時に大変な目にあります。 資源は最大でも100個しか持てず、しかも武器を作成する資源以外もカウントされるので、やりくりが大変でした。 特に「ワイヤー」と「ブレイズ」が無くなるのが早いので、使う際には注意をしていました。
色々なバグ
非常に良く出来ているゲームだと思うのですが、道中で色々なバグを見ることができます。
- 空中に浮かぶ敵
- おかしなアニメーションの再生
- 主人公が当たり判定に挟まる
特に当たり判定に挟まって、リセットしないと抜け出せない問題は結構頻繁にありました。 地形の当たり判定の調整ができていないもが原因なのですが、広大なオープンワールドの中で修正ができていないのでしょう。 アップデートも行っているので、この部分は後々改善して行くものと思われます。
最後に
4月までは「ゼルダの伝説」がここ最近で1番面白いゲームだなと思っていたのですが、「Horizon Zero Dawn」も負けず劣らず楽しかったです。 こういったゲームを時間を忘れて遊ぶことができるのはとても幸せなことです。 EDで続編が出そうな終わり方だったので、次回作がもしあればとても楽しみですね。
クリア時間は70時間くらいで、達成率は84%ぐらいでした。
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