ゲーム開発日誌 part4 - albatrusのブログ

ゲーム、特にRPGなどになるとすぐクリアをすることができないのでセーブ機能が必要になります。今回はcoco2dというよりはiOs上でのセーブやロードについての機能を実装したくて色々やっていましたが、なんとかカタチになったので、その方法を紹介したいと思います。

私が調べた中で、データの保存には４つ方法があります。

プロパティリスト(通称plist)を使い方法
SQLiteを使う方法
CoreDataを使う方法
NSUserDefaultsを使う方法

今回はやってみてうまくいったのは「プロパティリストplist」を使うやり方です。

plistを用意する

「Property List」を選択します。

保存したいデータのKey（名前）とValue（値)を設定します。

後はXcode側でどのような時にセーブしたり、ロードしたりするかを設定します。

Xcode側の処理

これに関しては、コードで必要となりそうな処理を記述していきます。

plistのファイルのある場所を取得する(パスを取得する)(URL見たいなもの）

[c] NSArray *paths = NSSearchPathForDirectoriesInDomains(NSDocumentDirectiory,NSUserDomainMask,YES); NSString *documentsDicrectory = [paths objectAtIndex:0]; NSString *filePath = [documentsDirectory stringByAppendingPathComponent:filename]; [/c] NSSearchPathForDirectoriesInDomainsについて詳しくはこちらから「パスの取得」

上記で取得したパスの中に、指定したfilenameのplistがあるかどうかを調べる。

[c] if(![NSFileManager defaultManager] fileExistsAtPathComponent : filename]){ //ファイルがない場合の処理 }else{ //ファイルがある場合の処理 } [/c]

plistの削除

[c] [NSFileManager defaultManeger] removeItemAtPath:filePath error:nil]; [/c]

plistのロード

[c] fileDict = [NSMutableDictionary dictionaryWithContentsOfFile:filePath]; [/c]

plistにセーブする

[c] [fileDict writeToFile:filePath atomically:YES]; [/c]

fileDict（plist)の中にあるgameData（Array)を取り出す

[c] gameData = [fileDict objectForKey:@"GameData"]; [/c]

gameDataに新しくデータを設定する。

addObjectは配列や辞書に列を加える際に使う。 [c] NSMutableDictionary * newScore = [[NSMutableDictionary alloc] init] autorelease]; [newScore addObject:currentPlayerName(NSString) for Key:@"name"]; [newScore addObject:[NSNumberWithInt:currentSore(Int)] forKey:@"score"]; [gameData addObject:newScore]; [/c]

すでにあるplist内の項目に値を上書きする

[c] [scoreDict(NSMutableDictionary) setValue:tileMapName forKey:@"tileMap"]; [/c]

plistから値を取り出す

[c] NSString *tileMapName = [score(NSMutableDictionay) objectForKey:@"tileMap"]; [/c] これらのやり方データベースというよりNSMutableDictionayやNSArrayなどの辞書や配列で使うやりとりがほとんど。