全エフェクトの解説
「Elis colors」にはたくさんのエフェクトを動画につけることができるのですが、詳しく説明している所がなかったので、全部一から調べてみました。 単独でそのエフェクトを利用した場合どういったふうになるかを簡単に書いています。 是非参考にしていただければと思います。
Elis Colors プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
エフェクトはアルファベット順に並んでいます。 動画の「色の調整」と「画像にエフェクト」がかかるものと分けています。
色の調整
color controls:色を調整、彩度とコントラストを変化させることができる color monochrome:モノクロームを動画につける。
color posterize:ポスタライズ手法を動画に適応させる。ポスタライズとは
exposure:露出の光を調整 gamma adjust:色のガンマ値を調整 highlineshadow:ハイラインとシャドウを調整 hue adjust:色相の調整ができる。 noise reduction :ノイズの調整ができる。 sepia tone:セピア色の設定ができる。
sharpen luminance:色のシャープを調整 spot color:色の調整 temperature and tint:変化がよく分からなかったが、青を強めるか弱めるか(temperature),緑を強めるか弱めるかが(tint)みたいです。 Tone Curve:動画にトーンカーブを設定 unsharp mask:アンシャープマスクの設定:アンシャープマスクとは
Vibrance:彩度の調整 white point adjust:赤、青、緑と3色で色の調整ができます。
画像のエフェクト
box blur:レンズがボケたようなエフェクト
bump Distortion:動画に歪みをつけるエフェクト。
bump distortion linear:動画に歪みをつけるエフェクト。こちらはライン上に歪みを発生できる。旗がなびくようなイメージ。
check board generator:チェックの模様をつけるエフェクト
circle splash distortion:大きすぎて動画上で表現できなかった。こんな感じになるみたいです。Core Image Fun House例文辞典
circular screen:円の線を動画上に表示。目が回りそう。
circle wrap:動画を下記画像のように円状にできます。
CMYK halftone:CMYKカラーチャートのように◯に色がついてフィルターがつくようなエフェクトです。
Depth of Field:重すぎてアプリが落ちる。トイカメラみたいなエフェクトがかかる。
disc blur:動画がボケて見えるエフェクト
Dot screen:ドットで構成されたスクリーンが動画に入ります。
edge work :動画のエッジを抽出して白で表現するエフェクト。下記画像の背景は緑。
eightfold reflected tile:八角形のタイルに変換
false color:偽色を動画に適応。赤、青、緑を調整して色をつけていく。擬色とは 「偽色」 (false color) ぎしょく: - IT用語辞典バイナリ
fourfold reflected tile fourfold rotated tile fourfold translated tile:四角形ののタイルに動画を変換する
gaussian blur:すりガラスのようなエフェクト
gaussian gradient:gaussian(正規分布)のグラデーションを作成できる。
glass lozenge:水晶体のようなガラスを歪められるエフェクト
glide reflected tile:動画をグリッド(格子)のタイルに変換するエフェクト
hatched screen:細かな直線を配置したエフェクト。白黒で表現。
height field from mask:暗闇を表現できるエフェクト
Hexagonal Pixellate:動画を六角形で表現できるエフェクト
histogram display :動画に下記のようなものをを設置できる
hole distortion:円で動画を歪められるエフェクト
lanczos scale transform: Lanczos関数を使った縮小ができる。
Lenticular Halo :虹色の集中線みたいなエフェクトを動画に追加できる。
linear gradient:ライン型のグラデーションを作成できる。下記radial gradientの直線版
line overlay:黒一色で動画が表現される。下記画像には背景(緑)を設定している。
line screen:動画にラインを入れられる。白黒で表現される。
motion blur:モーションブラーが表現できる。ただこのエフェクトはめちゃくちゃ重いのでうまくいかない。モーションブラー - Wikipedia
op tile parallelogram tile:四角形のタイルを設置。タイルエフェクトについてはこちらも参考にCore Image Fun House例文辞典
perspective tile:動画のタイルを作成、それを色々な角度方向に調整できる。
perspective transform:動画の角度や奥行きなどを変更できる。斜めに配置したりできる。
pinch distortion:動画をヒネったように表現できる。
pixellate:ピクセルの大きさを調整できる。移動するときのエフェクトに使えそう。
pointillism:◯の単位で色がつくエフェクト。下記画像を参考
radial gradient:グラデーションのある画像を作成できる。
random generator:砂っぽいフィルターを作成。画像を重ねると下記のような表現が可能
sixfold reflected tile:六面のタイルを表現 sixfold rotated tile:六面のタイルを表現
star shine generator:光の線を動画に挿入できる
Straighten Angle:動画の枠はそのままで、中身を回転させることができる。
stripes generator :ストライプの入ったシマシマを作成できる。
sunbeams generator:太陽の光みたいなエフェクト。集中線のようにも使える。色も変更できる。
torus lens distortion:画面の歪めるドーナツ型の円を配置
twelve fold reflected tile:万華鏡のような画面を表現
twirl distortion :大きつむじを設置
vortex distortion :つむじを設置 zoom blur:画面がズームをしていくようなエフェクトをかけられます。