Yahooトピックスの仕組み

「ヤフートピックス」は皆さん見ていますでしょうか? その時の旬なニュースがひと目でわかるYahooのコンテンツです。 最近、この「ヤフートピックス」に関して、下記の本を読み色々と勉強になったことがあったので、ブログで簡単にまとめていきたいと思います。

この本はヤフートピックスの編集部の方が書いている本です。

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ヤフートピックスとは

1日60本

情報提供契約をしている150の報道機関から送られる3500もの記事が1日に来る。 ヤフートピックスに載るのは、その中から約60本。

大阪オフィスがある

東京で何か合った場合に備えて、大阪でも業務が行えるようヤフートピックスの部署がある。 普段は、東京都同じ仕事をしている。

写真ピックアップ

ヤフートピックスの右にある写真。 こちらもヤフートピックス編集部で写真または動画などを選定している。

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関連ニュース

トピックスが通常のニュースと違うのが、「関連ニュース」の存在です。 ヤフートピックスの記事の下に貼られているリンク集のことで、読者が記事を理解する・知識の幅を広げたりする役割を担っています。

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1日に掲載されるトピックスは約60本

日によって違うのですが、1日に掲載されるトピックスは約60本です。 大きな事件や緊急性のある事件など、読者にじっくり読んで欲しいニュースがある場合は更新率が下がる場合あるみたいです。

見出しは13文字(全角)

見出しは13文字(全角)で表されています。 厳密には、13.5文字(半角は0.5文字計算)です。

13文字というのは目を動かさずに見出しが読めるように設定されています。 また、余計な情報を削除して、何が重要なのかが明確になることも文字数が少ない要因です。

見出しの役割

トピックスに扱うコンテンツは事実を伝えるニュースです。 ニュースにおいて、読者の期待を刺激したり、感情を煽ったりする行為は慎まなくてはいけません。

見出しは8本

ヤフートピックスは8本あり、それぞれジャンルが決まっています。

  • 国内
  • 地域
  • 海外
  • 経済
  • コンピュータ
  • サイエンス
  • スポーツ
  • エンターテイメント

基本は上記のように分かれていますが、その時のニュースによって色々変わってきます。 また、同じジャンルのトピックスは2本までと決まっています。

よく読まれるジャンル

トピックス全体で、「エンターテイメント・スポーツ・国内」の3つのジャンルが60%以上のPVを占めています。 逆に、「サイエンス・コンピュータ・海外」は、あまり見られていません。

トピックスに取り上げられる方法

残念ながら、そのような方法はありません。

「ヤフートピックス」を宣伝のために使ってはならないという大前提を徹底しています。 ニュースとプロモーションを一緒にして考えることは、ニュースサービスそのものの信用と価値を失うことにつながりかねないからです。

関連ニュースに取り上げられるには

トピックスにあるリンク集である「関連ニュース」に取り上げられる方法。

ニュース以上の情報が掲載されている

ニュースを上手く補完できる記事・コンテンツがあればHPがリンクされる可能性が高くなります。

最後に

ヤフートピックスに興味をもったのは、以前東京の勉強会で話題になっていたことが原因です。

今回読んだ本は2010年に発売されているので、もしかしたら変わっている部分があるかもしれないのですが、私自身よく「ヤフートピックス」を見ているので面白かったです。

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ヤフートピックスに取り上げられるには

ここからは現実的にアプリを開発している身として、どうしたら「ヤフートピックス」に掲載されるのかを考えました。

記事をヤフートピックスの編集部に読んでもらう

まずは、自分のアプリのプレスリリースを「ヤフートピックスの編集部」に読んでもらう必要があります。 これに関しては、直接プレスリリースを送ることができません。

ヤフー提携先のサイトに、プレスリリースを送る必要があります。 ニュース提供社 - Yahoo!ニュース

まずは、この提携サイトに記事が載らないと話になりません。 ここに掲載されて初めて「ヤフートピックスの編集部」の目に留まるようになります。 本にもあるように、1日60本に入るのはとても難しいことです。

関連ニュースに取り上げられる

ヤフートピックスに乗らなくても、ニュースの関連リンクにブログなり記事が掲載されれば、認知度が高くなります。 もしHPやブログをされているのであれば、ここに取り上げられるようなコンテンツを作成していきましょう。

色々書きましたが

色々と調べてブログの記事を書いていますが、やることは良いコンテンツを作ることが一番の近道ではないでしょうか。 中身が良くなければ、逆にガッカリされてPRにならないと思います。 プレスリリースに関しては、アプリマーケティングさんの記事に色々と有益なことが載っていましたのでこちらを参考にしたほうがいいと思います。