【本】最近読んだ本一覧。

以前から利用していた「はてなモノリス」という読んだ本を記録するサービスが終了したので、今度からブログに個人的なメモもかねて記録をしていきたいと思います。

グレーな本 - 高城剛

昔から読んでいる「高城剛」さんの本です。 これはKindleで出版されている本を編集したもので、高城さんが発行している有料メルマガのコーナーを書籍化したものです。 高城さんのシンプルでなおかつ世界中を回っている生活スタイルに憧れて、私も将来的に海外で生活をしてみたいという願望をいだいています。 また、クリエイティブな仕事をされている高城さんの行動や考え方は、色々と刺激になります。

本の中から、私が特に興味を惹かれたことは以下の様な感じです。 その他、色々な質問に答えられています。

1,21世紀に必要なスキルとは

英語、コンピュータ,国際感覚、センス。 メールで笑いが取れればOK

国際感覚とは

「今の世界」を知ることが国際感覚を養うことに通じます。 「今の世界の中の自分の立ち位置」を考える。

英語学習法

1日に単語を10個覚える。 後は、その単語の入った例文(使い方)を覚えます。

クリエイティブ作業中に、やる気が無くなることはありますか

移動する。 アイデアと移動距離は比例する。

自分と向き合う方法

「自分にとって何が楽しいかを考える」欲望と一緒にしてはいけません。まずは欲望を除いて考え、それをもっと考え、追求したり、実践したりしていると壁に当ります。 「自分にとって、それはするべきことなのか?」「自分とは何なのか」を考えるようになると思います。自分の奥の奥の奥と対面することが大事なのです。

人の心をとらえ、自分の好きなクリエイティブとの方向性を重ねるには

どんな人でも2年でそれなりのクリエイターになれる。5年で世界を変えられると思っています。大切なのはビジョンです。2年後にこのようにありたいと思うビジョンを持つことが大切なのです。 もし、ご自身の音楽を多くの人に聞いてもらいたいと思うのなら、実際に多くの人に聞いてもらい、その人達の意見をしっかり聞くことです。

直感の定義

ポジティブな考えの先に直感があると思っています。どんな大変な出来事でも、事象の見方によっては少しポジティブに感じられるようになります。その先にピンとくるものがあれば、それは感情ではなく直感にに近いものです。

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アニメを仕事に - 舛本 和也

この本は、私が「キルラキル」がここ最近のアニメで一番面白かったので興味を持ちました。 アニメーションの絵や演出について書かれているのではなく「制作進行」という仕事に焦点を当てた本です。

「制作進行」は、何かを作り出す作業はないのですが、色々と調整や設定をして、アニメーションを完成に導く大切な仕事です。 私が思った以上の仕事量・内容で、とても大変な職業でした。 また、アニメーション作りについての記載もありました。 どんなお話でも、一話あたりそうとうなお金がアニメーションの作成にかかります。このお金を回収するのは素人の私から見ても相当大変なのだと感じました。 私は、アニメーションは見るだけでDVDや関連グッズなど全く買わないので、何も貢献していないところが心苦しいです。

また、最近「舛本 和也」さんに関するこのような記事が上がっていたので、これと一緒に見ればなお面白いかもしれません。 人気オリジナルアニメ「キルラキル」ができるまで - 「TRIGGER」舛本和也プロデューサーが"アニメの作り方"を詳細解説 (1) アニメを仕事にした理由、そして「オリジナルアニメ」の特質 | マイナビニュース

アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本 (星海社新書)アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本 (星海社新書)
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わかりあえないことから - 平田 オリザ

この本は「コニュニケーション」に関する本なのですが、「コニュニケーション」が上手くなるテクニックや考え方が記載された本ではありません。 あまり頭に残っていないのですが、文化や経験が異なるので「わかりあうこと」は難しいということです。

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)
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シンプリシティの法則 - ジョン・マエダ

これはかなり有名な本なので読んだことがある方が多いかもしれません。 私も、以前読んだことがあり、今回再度見てみました。

  • 削減 :減らし、隠し、そのマイナス面を相殺するように高い品質を具体化する。
  • 組織化
  • 時間 : 時間を短くする、長い待ち時間を長く感じさせないようにする
  • 学習
  • 相違 : 複雑なモノとの比較がないといけない
  • コンテクスト
  • 感情
  • 信頼
  • 失敗

シンプルにするのは非常に難しいことで、モノによってはできない「失敗」するものもありますが、私自身できるだけ複雑にしないように心がけて色々と作成しています。 たとえば、ボタンの量や階層、文字の大きさ、色、見やすいかどうか。

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デザイン室- 鈴木成一

鈴木さんが、これまで作成されてきた本の「装丁(そうてい)」を解説を交えて説明されている本です。 この本を読んでみようとしたきっかけは、私自身がデザインが苦手だからです。

デザインが一番時間がかかりますし、実際にillustratorPhotoshopを触っている時間より、どういったものを作ったらいいのか全然頭に思い浮かびません。 なので、アイデアの出し方、表現の仕方など本当のプロはどのようにして作品を作り上げているかに興味があったからです。

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最後に

最近は、アプリ制作にほぼ全ての時間を使っているので、本を読む暇が余りありません。 ただその中でも本屋などで興味を惹かれる作品が多いので、どんどん積読量が増えています。 Googleではないですが、今の業務とは関係のないことに時間を使っていけるようにしないと成長しないと考えています。 なので、時間の管理をうまくして、少しでも本を読んでいけたらと考えています。

また、特に素晴らしい本は、個別にブログに書いていきたいと思います。現在2冊あるので、こちらもお楽しみに。