昔からゲーム音楽が大好きで、現在も作業用BGMで良く聞いています。 そんな私が、ゲーム音楽を作成する際に、やってみたことを今回ブログで紹介しようと思います。
音楽のスペック
前置きとして、聞く以外で音楽に触れたのは、中学生の音楽の授業以来(高校は必修でなかったのでやっていない。ちなみに書道を選択してました)です。その時も、そんなに成績は良くなかったと記憶しています。
当然、ピアノやギターなど、楽器を弾くことはできないし、音楽の知識もないので、五線譜の見方や音程、長調短調なども全然わかりません。 このような状況から、音楽を作成を始めました。
実際に勉強するために利用したもの
とりあえず、手軽に作曲ができる本などを手に入れて、作曲とはどういうものなのかを勉強しました。
本
勉強のために、読んだ本はこちらになります。未だによくわかっていない部分が多いです。
コード作曲法 ~藤巻メソッド~ 藤巻 浩 ヤマハミュージックメディア 売り上げランキング : 2112 Amazonで詳しく見る |
思いどおりに作曲ができる本 Q&A方式で音楽制作の実践テクニックをピンポイント解説!(CD2枚付き) 川村ケン リットーミュージック 売り上げランキング : 57289 Amazonで詳しく見る |
キーボード
これは音楽始める前に、DTMにはキーボードが必要だね!と感じて、前もって買ったものがこちらです。
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でも、実際に作曲する際には、音を確認でキーボードを良く利用をしています。 PC上使って、音を探すのは結構面倒くさいので、実際にキーボードで演奏できなくても使えると思います。
音楽ソフト
どのツールがいいのかは、初心者にとって一番問題になる所でしょう。 本やネットで調べても、色々種類があって、どれがどのようなソフトで、どう使えばいいのかわかりません。それだけ、巷にはDTMについての情報があふれています。
GarageBand
もしMacを利用しているのであれば、最初はGarageBandを使うのがいいと思います。
GarageBand
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥1,300
大概Macを買った時に、最初から使えると思います。 今思えば、GarageBandはできることは限られているのですが、音を打ち込みやすいソフトです。 音の調整はできませんが、入っている音源を組み合わせれば、ちゃんとした音楽が作れます。
LogicPro
現在は、LogicProを利用しています。
Logic Pro
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥17,000
GarageBandの上位互換の位置にあるこのツール。シンセサイザーなどで、音源を調整したり、ミキサーがかけられたり、これ一つでほとんどのことができると思います。
音源も把握しれないくらいありませので、いざ作曲をする際に、どの音源を使えばいいのかもすごく迷います。そのへんは少し大変です。ただ、その音源を上手くいじってやれば、効果音も作成できます。どうしても、フリーのソフトで音が作れない場合に大変助かりました。
私自身、たぶん10%ぐらいしかLogicProの機能を生かしていないので、まずはどのような機能が音にどう影響を与えるかを勉強しないといけないと感じます。
おまけ
実はLogicProを購入すれば、GarageBandの音源もかなり増えます。
実は、MainStageというソフトが販売されているのですが、これはLogicProを購入すれば、ついてくるみたいです。
MainStage
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥2,600
MainStageについてはこちらから。
「mainStage2」 | albatrus.com
音楽作成
色々なツールや、音楽の勉強をしたからといって作曲ができるわけではありません。最初はとりあえず、他の音楽を真似ることから始めましょう。とりあえず、他のゲーム音楽が、どのようなメロディで構成されているのか。また、音源には何を使用しているのか。まずはこれを知ることが、音楽作成への近道だと思います。
本を参考にする
まずは、色々な楽譜を見てみましょう。メインのメロディラインだけでも、自分で打ち込んで、どうなっているか確かめます。 私は、このような本をまず見ました。
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楽譜はゲーム音楽で無くてもかまいません。自分の興味のもった音楽の楽譜を見たほうが覚えが早いと思います。 これらの本はピアノで引くことを考えて作られているので、実際のゲーム音楽にはなりませんが、メロディの構成を勉強することはできます。
ネットからMIDIファイルを探してみる
これは多分いちばん作曲の役にたったと思います。 以下の2サイトから、さまざまな音楽MIDIデータを手に入れることができます。オリジナルなものではなく、色々な人がその曲に合わせて別途作成しているデータなので多少違う部分はありますが、音源ごとに音符がどのように打ってあるがわかります。 まずは、これを参考にして、自分のオリジナルなモノを作ってみましょう。
Woolyss
このサイトでは、MIDIデータ以外にも、ゲームの音源(サウンドフォント)も手に入れられます。 これは、LogicProに取り込めば、その音源をそのまま利用できます。
Woolyss - Chipmusic > Soundfonts for chipmusic, chiptune and retro games |
下記画像の赤枠辺りを、押すとそれぞれのデータがダウンロード出来ます。ただし、リンク切れをしているものあるので注意。
VGMusic
ファミコンから、PC音楽までのたくさんの楽曲のデータが手に入ります。これは本当にお世話になりました。 ただし、新しい曲は少ないです。同じ曲に、いくつもMIDIデータがあるので、聴き比べるのもいいと思います。
VGMusic - 30,666 Game Music MIDI files |
サイドバーから、ゲームのハードを選んで楽曲を探します。
最後に
私が音楽を作成した際に行ったことは大体以上です。 実際に作る際のは、全然音が出てこないので、すごく悩みながら作ってきました。どうしても、他の音楽に似てしましオリジナルな感じが出ませんでした。 音を作るのは本当に大変です。