僕ももうすぐ28歳になります。 これから色々やっていく上で何が必要か、何をしたらいいのかが分かってきました。 まずは基礎の力をつけないといけませんので、地道にやっていくだけです。
【読書メモ】 人にものを尋ねることに屈辱感をおぼえる人がいます。誰かに力を借りるという格好になるのがいやなのでしょう。質問をすることは負けではなくて、これから勝つ為の材料集めなのです。 システムエンジニアが若手エンジニアに対して高い競争力を発揮できるとすれば、このストック型スキルの厚みとなります。 ストック型知識、アルゴリズムやデータ構造、組織や人間に対する洞察など。 必要な範囲でフロー型スキルを押さえつつ、常にストック型スキルの積み上げを念頭に置く姿勢が必要です。 新しい課題に当たったときにどうしても自分の得意とする方法ややったことのある方法で解決しようとします。 一通りの流行を押さえておくことは、提案に説得力を持たせたり、きらびやかで中身のない提案を見抜く上で役に立ちます。 SEに求められる能力として非常に重要なのがドキュメンテーション能力です。単に綺麗な文章を書くことではなく、伝えようとしていることが適節かつ粒度で端的に書くことです。 もしあなたが失敗経験を積んでいないSEなら、過去のさまざまな失敗事例を研究するとよいでしょう。 交渉や調整にあたって重要なことは、自分にとってのゴールと目的をはっきりさせること、一貫した状況認識に立つこと、柔軟であること、相手の立場と論理、優先順位を理解することです。 自分の得意分野や、これから勉強しようという分野について、きっちり周囲に対して説明する必要もあります。 現場においてはストックを得るためにフローの習得が欠かせないという点です。筆者は次に読む本を決めるにあたって「最近フロー中心になにで次はストックにしよう」といった具合に、現状に合わせて選択基準を切り替えるようにしています。 ストックに相当するスキル
- システム全体の動作、アーキテクチャを把握する能力
- 何かしらの業務フローをそれに最適なシステムまで段階的にブレイクダウンする能力
- オブジェクト指向設計、デザインパターン、リファクタリング、ユニットテストといったシステムの保守性を向上させるためのスキル
- 大規模なデータを現実的な時間で処理するためのアルゴリズムやデータ構造を選択する力
- 複雑な事象を数学的、統計的に解析し、プログラミングのレベルまで落としこむ科学的思考力
広い視点で見た場合、実は同じ分野の技術を持っている人たちが他にもたくさんいて、その中においては大多数の中の一人でしかありません。大多数の中から一歩前に出るユニーク性を発揮するためには、技術以外にもう一つ柱を持つべきです。その柱こそがエンジニアから見た場合の「おぼえておくと長期にわたって役立つ知識(ストック)」に相当します。営業力でも、英語力でも、会計、文章を書く力でもいいでしょう。候補は無限にあります。